
妊娠や避妊を語る上で危険日、安全日という言葉を多用しますが、これらはオギノ式という計算法によって導きだされた期間を目安としています。
オギノ式というものは、今から約80年も昔の1924年に産婦人科医である荻野久作という学者によって提唱された妊娠に関するメカニズムの事です。そうです、オギノ式とは本来妊娠を避ける為の避妊の方法では無く、不妊で悩む夫婦が1組でも多く赤ちゃんを授かることができるようにと提唱された方法なのです。
しかし、いつの間にかオギノ式を理解し、逆の考え方をすることで妊娠を避けることができるという考えを持つ人が増えもっとも自然な避妊法として周知されていくことになったのです。
しかし、女性の体調の変化によって排卵日の周期は一定ではありませんから、オギノ式によって妊娠しやすい日というのを完全に把握していくことは医師などの専門家であっても難しいですから、結果として多くの望まない妊娠をする人が増えたのも事実なのです。
オギノ式とは、一定期間の生理データから正確な生理周期を導き出すことで、月経予定日の12日~19日前の約8日間が最も妊娠しやすい期間であるというものです。しかし、その期間を避けることが避妊になるという考え方の方が広く浸透してしまいオギノ式避妊法として定着してしまいました。但し、実際には8日間という期間は長すぎるということで、最近では排卵予定日からプラスマイナス2日間の計5日間が最も妊娠しやすい時期とされる考え方が一般的になっています。